小学校で習う学習内容 社会編

 

小学校学習指導要領(平成29 年告示)社会編

【教科の目標】

 社会的な見方・考え方を働かせ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,グローバル化する国際社会を主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を次のとおり育成することを目指す。

(1)地域や我が国の国土の地理的環境,現代社会の仕組みや働き,地域や我が国の歴史や伝統と文化を通して社会生活について理解するとともに,様々な資料や調査活動を通して情報を適切に調べまとめる技能を身に付けるようにする。

(2)社会的事象の特色や相互の関連,意味を多角的に考えたり,社会に見られる課題を把握して,その解決に向けて社会への関わり方を選択・判断したりする力,考えたことや選択・判断したことを適切に表現する力を養う。

(3)社会的事象について,よりよい社会を考え主体的に問題解決しようとする態度を養うとともに,多角的な思考や理解を通して,地域社会に対する誇りと愛情,地域社会の一員としての自覚,我が国の国土と歴史に対する愛情,我が国の将来を担う国民としての自覚,世界の国々の人々と共に生きていくことの大切さについての自覚などを養う。

各学年の学習内容

3年生

・日本地図・都道府県

4年生

・都道府県の位置

・ふるさとの歴史

5年生

・世界との関わり

・日本の気候、地形

・日本の食料

6年生

・近代日本と戦争

・歴史(縄文~近代)、年表・歴史上の人物

・憲法・選挙・政治

・世界地図・地図記号

 (補足情報)

中学受験では歴史・地理・公民の3つがあり、単純に暗記だけだと点数が取れない仕様になっています。歴史でいうと時代背景を理解し、なぜそうなったか考えることや、地理でいうと日常の事と結び付けて家庭で親子での会話に話題としていれたり、公民は小学生のお子さんには理解が難しいかもしれませんが、議院内閣制や三権分立などは図にして親御さんが説明してあげるなど、なぜこのような仕組みになっているのか一緒に考えて議論してみるのもいいかもしれません。