中学校学習指導要領(平成29年告示)社会編

 

 

中学校学習指導要領(平成29年告示)社会編

【教科の目標】

社会的な見方・考え方を働かせ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,広い視野に立ち,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を次のとおり育成することを目指す。

教科目標のこの部分は,中学校社会科で育成を目指す目標のうち柱書として示された箇所であり,以降示された,「知識及び技能」,「思考力,判断力,表現力等」,「学びに向かう力,人間性等」という,育成を目指す資質・能力の三つの柱に沿った目標とともに,従前の目標の趣旨を継承するものとなっている。

 

各学年の学習内容

1年生

地理

・緯度・経度・緯線・経線

・北緯・南緯・東経・西経

・時差と経度

・日付変更線

・世界のすがた・世界の人々と環境

・世界の諸地域

・日本の地名

・都道府県庁所在地

・第1次・第2次・第3次産業

・地形図から断面図を描く

・世界と比べてみた日本の特色

・扇状地と三角州

・石油と原油

・鉄鋼と鉄鉱

・人口ピラミッド

・NPOとNGO

・UNESCOとUNICEF

・国際復興開発銀行・国際開発協会・国連工業開発機関

日本史

・旧石器時代・新石器時代・縄文時代

・万葉集・古今和歌集・新古今和歌集

・飛鳥文化・天平文化・国風文化

・摂関政治・院政

・蝦夷

・国司・郡司

・氷河時代と氷河期

・4つの文明

・公地公民と班田収授法

・土偶と埴輪

・公地公民と版籍奉還

・地理志・東夷伝・倭人伝

・封建制度

・桶狭間の戦い・長篠の戦い・関ヶ原の戦い

・座と株仲間

・馬借と問

・執権と管領

・寝殿造と書院造

・守護大名と戦国大名

・悪党と非御家人

・惣と座

・堺の鉄砲鍛冶

・加賀の一向一揆

・浄土宗と浄土真宗

・幕府と朝廷

・日米和親条約とアヘン戦争

・日本の鎖国

・絵踏と踏絵

・打ちこわしと百姓一揆

・土一揆と百姓一揆

・南蛮貿易と朱印船貿易

・問屋制家内工業と工場制手工業

・朱子学と国学

・鐘銘事件

・関ヶ原の戦い

・参勤交代

・天保の改革の株仲間解散と物価

世界史

・新航路の発見とヨーロッパの国の動き

・イギリス、アメリカ、フランスの革命

・ルネサンス

・三角貿易 

・第一次世界大戦の最中の世界の関係

・産業革命

・十字軍の遠征

・朝鮮戦争 

・孫文・蒋介石・毛沢東

2年生

地理

・経度の差の計算方法

・国内の時差

・サマータイム

・アフリカの国境線

・大統領と首相

・本州と四国の橋

・表の数値を割合に直す方法

・冬の日本海側と太平洋側の気候の違い

・栽培漁業と養殖漁業

・抑制栽培

・暖流と寒流

日本史・世界史

・一年の続き

3年生

日本史

・富国強兵・殖産興業

・民主主義・民本主義

・資本主義・社会主義

・戊辰戦争 

・明治維新・文明開化

・日清戦争・日露戦争

・国際連盟・国際連合

・明治政府の政策

・満州事変

・三国干渉・三国同盟・三国協商の違い

・労働運動・小作争議

・新旧日米安全保障条約とサンフランシスコ平和条約

・自由党と立憲改進党

・韓国統監府と朝鮮総督府

・辛亥革命

・自由民権運動と護憲運動

・日英同盟を結んだ理由

・サンフランシスコ平和条約の内容と条約締結後の日本

・石油危機

・自作農家・自小作農家・小作農家

・第一次世界大戦と第二次世界大戦

・五・一五事件と二・二六事件

・選挙の歴史

・普通選挙法と治安維持法の同時成立の理由

・朝鮮戦争が起こった理由

・立憲制の国家

・ソ連の五か年計画

・世界恐慌

・王政復古の大号令と五箇条の御誓文

・日中戦争

・国会と帝国議会

・公地公民と版籍奉還

世界史

・一・二年の続き

公民

・男女平等を目指す2つの法律の違い

・被告人と被告

・公共の福祉

・高度経済成長とバブル経済

・議院内閣制

・衆議院の優越

・内閣不信任案

・比例代表制での各政党の議席数の決め方

・一票の格差

・選挙区制と比例代表制

・日本国憲法

・弾劾裁判

・内閣総理大臣は衆議院議員から選ばれるのか

・国庫支出金と地方交付税交付金

・直接請求権と請求権と請願権

・間接民主制と議会制民主主義

・臨時国会と緊急集会

・裁判員制度

・国会と内閣

・条約の承認と締結

・死票が大政党に有利の理由

・憲法と法律

・主権の捉え方

・価格と需要・供給の関係のグラフの見方

・円高と円安

・寡占・独占の問題点

・債券

・需要量

・価格変動

・財政投融資

・日本銀行 

・株式

(補足情報)

中学社会といえばまず思い浮かぶのが暗記だと思います。学生の時にいかに記憶効率を高めるかで悩んだことがありますが、当時大した情報も仕入れずになんとなく友人に聞いた音読をしながら書くということをひたすらしてましたw。

まあ、この方法は今でも変わらず有効だと思います。視覚・聴覚・運動機能(神経系)をフルに使うことで残りやすくなるらしいのでw。

今となってはやり方も重要ですが、どのタイミングで復習をすればいいのかが大事だとエビングハウスの忘却曲線で説明しながら学習スケジュールを組むまたは生徒自身に組ませることをどの塾でもやっていることだと思います。

ただ、高校受験だと暗記だけで点数が取れないのは問題をみれば明白で、受験をするその子が日ごろから時事問題や社会・世間のことに関心があるかどうか、そのことに関して自分なりの考えがあるかどうかによって点数の振れ幅(その子の伸びしろ)に差が大きくでるような気がします。(正直に書きますが実際にはどの程度関心がある子とない子の点数差があるかは統計を取ってないので分かりません。あくまで一講師としての肌感覚でいうと偏差値上位の生徒のほうが偏差値中間の生徒と比べて世の中で起きていることに関心がある子が多いです。偏差値上位の子と偏差値中間くらいの子では、話をしても語彙に差があったり自分なりの考えの深さが全然違う気がします。なので全く関係ないとは言い切れないような気がします)

あ、、、因みにこういう文章を書くとまるで偏差値至上主義者みたいに思われる恐れがあるので弁解させていただきますと、あくまでもその年齢においての能力差についていろいろな原因(要素)があるということを言ってるだけで他意はありません。

綺麗事と承知の上で言わせて頂くと、生徒を偏差値でみるのではなく個性でみる。そのことだけは肝に銘じて毎日の業務を行っております。

さて、少し長くなってきたので今日はこの辺で^^

一応、最近流行りのスタディサプリのリンクを貼っておきます。ではまた^^