塾講師の雑談

正月2日に何の記事を書こうか正直迷いまして雑談を書こうかと思います。(需要は無いでしょうけどw)

今まで自分のことをあまり書いてこなかったのですが、都内で塾講師をしていまして特に小学生を担当しています。

もともとは地方(地元)でバイト生活を20過ぎまでしておりましてちょっとした縁があり上京し、一般企業で9年間働いていました。(途中から正社員という形)

30歳を超えたころ、勤務中にお腹に激痛が走り救急車で運ばれ、運ばれた先の私立病院の救急では大腸炎と診断され点滴等で痛みが和らいだので薬をもらい自宅に帰ることになったのですが、なんと3日後にのたうち回るほどの痛みで意識が薄れてタクシーを呼び(救急車を呼べばよかったのですが気が引けて)タクシーで近くの国立病院に行ったら盲腸が破裂しており腹膜炎も起こしていて緊急手術をしました。

手術は成功したものの腹膜炎等の後遺症で小腸が98%動かなくなり(マヒ性のイレウス)23日間イレウス管、点滴につながれたままイレウス管抜くまでの23日間は水も口から飲むことができずに飲まず食わずで結局1か月入院とリハビリも1か月やり14キロ痩せました。(もともと太っていたので適正体重になったんですがw今は過去最高に太っておりますw今年は痩せなきゃな、、、、)

結果的には麻痺も治り普通に食事もとれるようになり、退院してから1か月後には職場復帰しました。

しかし、人生なにが起こるか分からないもので職場復帰して2か月後に持病であった喘息の調子が悪く通院したときに検査の結果、肺がボロボロになっていることが判明。

ちなみにお酒もたばこもたしなみません。アルコールもたばこも喘息の発作が起こるので。

原因は自分の免疫細胞(自分の場合は白血球のなかの好酸球など)が正常な細胞も攻撃して壊されていく自己免疫疾患という診断でした。

それから自己免疫を抑える薬を上限いっぱい服用することになり徐々に量を減らしながら状態を診ていくことになりました。今でも少量ですが毎日飲んでいます。

この手の薬は長期服用の際副作用が怖く、骨密度が下がって骨折しやすくなったり脂肪を細胞がためやすくなり体重増加や糖尿病のリスクが跳ね上がったり肝臓にものすごい負荷がかかったり感染症にかかりやすくなったりということがあるのですが、人工呼吸器を40代でつけることを考えるとこれからも働くという選択をするためには薬を使い続けるしかありませんでした。

病気が判明し服薬を開始するタイミングで担当医から転職を勧めていただきました。

というのも勤務時間が日勤でも12時間、夜勤だと14時間あり肉体労働でもあったので背骨が圧迫骨折(薬の副作用で)して一生車いす生活になるリスクがあるので転職を考えてくださいとのことでした。

結果的にはその年の年末に早期退職をし1月から3月まで失業手当をもらいながらハローワークで職探しの日々。(精神的にきつかったな肉体労働は禁止だったから余計仕事なくて)

知り合いの紹介で今の塾を紹介してもらい今雇っていただいてるという経緯です。

今思えば病気になってなかったら転職もしてなかっただろうから、今担当している子供たちにも会えてなかったわけで勉強を教える経験も一生ないままだったと思います。

まー長くなりましたがそれなりに生きてきて、今は中国の故事にある「人間万事塞翁が馬」が頭の中にあり講師生活を送っている今日この頃です。

長文失礼いたしました。最後まで読んでいただけた方大変ありがたく思っております。

今後もご贔屓の程よろしくお願いいたします。