東日本大震災から10年が経ちました。
テレビをはじめ、各種メディアで追悼式典の様子や当時の被害・復興の歩みなどが報じられていますが、改めて甚大な被害だったことを痛感しました。
死者数19747人・行方不明者2556人・今現在の避難者数41241人。(総務省 消防庁より引用)
避難者の中にはもう二度と故郷に帰れない福島出身の方も多くいるそうです。
そして、被災者の中には身内や親類・友人などを亡くされて、今も震災当時から時が止まっている方がいることに心を痛めておりますが、正直何もかける言葉がみつからず、ただただ震災を風化してはいけないと思いました。
当時を思い出すのがつらい方も多いとは思います。
そういう方に当時あったことを忘れないでとは言いませんし、言えません。
それに実際に被害にあわれた方は忘れたくても忘れられないものだとも思います。
しかし、直接の被害にあってなかった人々の中には震災は過去のものになっている気がします。地震の専門家の方々からすると首都圏でも直下型地震がいつ起きてもおかしくないそうです。
つまり、当時の震災は直接被害にあっていなくても決して他人事では済まないものなのです。
日本全体(組織としてコミュニティーとして)・そして日本人全体といいますか(個人意識)の防災意識が高まることを願いながら、改めて亡くなられた方々にお悔やみを申し上げます。