塾講師が紹介するおすすめの絵本⑤

 

都内は本格的に暖かくなってきました。

気温が暖かくなってくると自然と気持ちもポジティブになってきますね。

個人的には花粉症に苦しめられていますが、薬を飲みながら何とか仕事に支障なくすごしています。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

最近、深夜まで仕事が続き帰宅時間が23時を超えるので、どうしても深夜帯にブログ更新することになるのですが、更新時間から大分たってから日をまたぎ見に来ていただいてる方もいて大変感謝しております

では本日も絵本紹介をしていきます。

塾講師が紹介するおすすめの絵本

あいつはトラだ!~ベリゼールのはなし~

ガエタン・ドレムス 著 のざかえつこ 翻訳

著者のガエタン・ドレムス 氏は1976年フランスのリールで生まれ、1999年にストラスブール装飾美術学校を卒業。

卒業後はイラストレーター・絵本作家として活動。

(あらすじ)

トラのベリゼールは町でパン屋を営んでいる。

パン屋には顔なじみの子供たちがパンを買いに来てくれて、お話をしたりと仲良く過ごしていた。

あるとき、町の大人たちがベリゼールはトラなので危ないんじゃないかと騒ぎ出す。

騒ぎを聞いた市長は大人たちと話し合いベリゼールを檻の中に閉じ込めてしまう。

それを見ていた子供たちが町の大人たちにベリゼールがなぜ檻に入れられなければならないのか訴えかける。そして、どうなることか、、、、

 

この作品は人と違う個性に対する排外意識を強く非難するメッセージがあるのかな?と思った作品です。

bookclub.kodansha.co.jp

アンディとらいおん

ジェームズ・ドーハーティ 著 挿絵 むらおかはなこ 翻訳

著者のジェームズ・ドーハーティ氏は1889年6月1日アメリカ合衆国ノースカロライナ州アシュビル生まれの画家・イラストレーター・児童作家。

ペンシルベニア美術アカデミー・コーコラン美術デザイン学校を卒業された後、児童文学に注力され、コールデコット賞・ニューベリー賞を受賞。

1974年2月21日 アメリカ合衆国コネチカット州ウェストンにて永眠。

この作品は1938年に書かれた本で3部作になっていますが、とても読みやすい本です。

内容はトゲが刺さっていたらいおんのトゲを抜いてあげた主人公のアンディが、あるサーカスでそのらいおんと再会することから物語が始まります。

お子さんに読んでほしい作品ではありますが、大人が読めば1938年当時のアメリカの雰囲気も味わえてなんとも良い味わいがあります。

興味のある方はどうぞ^^

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アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険

トーベン・クールマン 著 金原瑞人 翻訳

こちらは小学生向けの絵本となっています。

絵本とはいえ文章量もそこそこあり、小学3・4年以上で習う漢字も出てきます。

もちろん、ふりがなはありますのでご安心を。

絵はとても芸術的で見ていて飽きない魅力的なものでした。

是非子供たちにも見てもらいたい作品です。

著者に興味を持たれた方向けに他の作品も載せておきます。

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ウエズレーの国

ポール・フライシュマン 著 ケビン・ホークス 絵 千葉茂樹 翻訳

著者は、アメリカ合衆国の児童文学作家。

この作品は1999年の作品。

(あらすじ)

主人公のウエズレーは友達がいなかった。

ある夏の夏休みの自由研究でウエズレーは新種の作物を育て、新しい文字や数の数え方を考案、自分だけの特別な文明を創り出すことに、興味を持った近所の子供たちとの交流を経て周りの環境も徐々に変化していく、、、、

この作品は人と違っていいんだということを強く意識した作品でした。

日本だと同調圧力や他人に対して普通や常識などをなんの躊躇も悪気もなしに押し付けることが多い社会ですが、この作品で相手の尊厳を今一度考えるきっかけになればあるいは良いかもしれません。

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おかあさんはね、

村上淳子 文 森谷明子 絵

こちらの絵本は子供が読むには難しい内容になっていますが、出産を体験されたお母さんに是非お子さんと一緒に読んでほしい作品です。

著者自身の体験をもとに作られた本です。

honto.jp

おひめさまはねむりたくないけれど

メアリー・ルージュ 著 パメラ・ザガレンスキー 絵 浜崎絵梨 翻訳

絵がとてもステキで幻想的な感じで、絵本の内容は寝付けないお姫様が眠るまでのお話なのでお子さんが寝付けないときに読み聞かせをすると内容とリンクしてよいかもしれません。

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まとめ

 本日も6作品+α紹介いたしました。

今後もマイペースにですが更新していきますのでよろしければ当ブログに来ていただければ幸いです。

過去記事もご興味のある方・お時間の許す方でみてもいいかなと思われる方は、見ていただければ大変励みになりますのでよろしくお願いします^^

ではまたー^^