中学校学習指導要領(平成29年告示)数学編
【教科の目標】
数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 数量や図形などについての基礎的な概念や原理・法則などを理解するとともに,事象を数学化したり,数学的に解釈したり,数学的に表現・処理したりする技能を身に付けるようにする。
(2) 数学を活用して事象を論理的に考察する力,数量や図形などの性質を見いだし統合的・発展的に考察する力,数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力を養う。
(3) 数学的活動の楽しさや数学のよさを実感して粘り強く考え,数学を生活や学習に生かそうとする態度,問題解決の過程を振り返って評価・改善しようとする態度を養う。
各学年の学習内容
1年生
・正の数・負の数
・文字を用いた式
・一元一次方程式
・比例・反比例
・平面図形・空間図形
2年生
・連立二元一次方程式
・一次関数
・平行線の性質
・図形の合同
・確率
3年生
・平方根
・式の展開・因数分解
・二次方程式
・関数
・図形の相似
・円周角・中心角
・三平方の定理
・標本調査
(補足情報)
中学数学で一気に苦手意識をもつお子さんも多いかと思います。
因みに数学に苦手意識がある生徒の多くは漠然と苦手意識があるだけで、どの単元が理解できていないのか把握できてないのが現状です。
中学生で自己分析できている子のほうが少数派ですが、自分(自己分析できるのが理想ですがなかなか、、、)または先生や親御さんからの指摘でもいいので学期ごとでもテスト期間中でも単元を絞って理解度を定期的に把握することから、苦手意識を払拭するキッカケになる場合があります。(塾なら何も考えずとも講師がやってくれますが)
意外にできる単元もあって、もう少しやってみようかなと学習意欲が高まることもあるので、できてるところをまず素直に評価してあげてください。
塾講師をしていると親御さんと話す機会も多いのですが、お子さんが中学生にもなると反抗期も相まって親子の会話もトゲトゲしくなり、案外お子さんのできているところを褒める親御さんは少なく、できてないところの指摘オンリーになってることが多い気がします。
これだとお子さんの学習意欲やモチベーション維持・新しい学習内容に対する好奇心を根こそぎ奪う結果だけが残ります。なにもいいことはありません。
と、今更ながら分かりきったことを長々と書いてしまい申し訳ありません。(中年になると説教臭くなってダメですねw)
一応、参考程度に中学数学の学習サイトのリンクを貼っておきます。単元ごとに解説があるのでよかったら見てみてください。