塾講師が紹介するおすすめの絵本⑦

 

深夜に失礼します。

当塾の子供たち(生徒)によれば来週にも春休みに入るみたいです。

それにしても、昨年そして今年はコロナで大変な思いを皆さんもされたとは思いますが今年は少しずつ良くなっていくことを願います。

私事ですが、年々と1年が短く感じる今日この頃です。

毎日子供たちと接していると時間の進み方(感じ方)が全然違うことを再認識させられますね。

悲しいかな小生も着実に老いてきているようで、、、よし、本日も絵本紹介いきます。

塾講師が紹介するおすすめの絵本

だれも知らないサンタの秘密

アラン・スノウ 著 三辺律子 翻訳

こちらは1人で読むなら小学校低学年向けの絵本になります。

幼稚園児くらいだと読んであげないとそこそこ文字数が多いので、1人で読むには無理があると思います。

こちらの絵本はいわゆるポップアップ(ページをめくると立体になる)本で、小さなお子さんはすごく楽しめる内容になっています。

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だまし絵サーカス

ウォーレス・エドワーズ 著 神戸万和 翻訳

こちらはトリックアート?に近い本で小学校3・4年生くらいのお子さんにおすすめです。

というのもおそらく見た感想としては大人が絵を見てなるほどーと思う感じなので、小さなお子さんにはもしかしたらあまりはまらないかもしれないと思ってしまいました。

ただ、本を逆さにしてみたり回転してみたり遠ざけたりすることで違う絵に見えるのは、いくつになってもワクワクすること間違いなしです。

 

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ちびくま

キャサリン・アリソン 著 ピアーズ・ハーパー 絵 栗栖カイ 翻訳

こちらはさわる絵本になります。

本の内容は真冬に冬眠中生まれたちびくまが、ほらあなから出て初めて外の世界をみてワクワクで探検することに。そのうち、ちびくまは迷子になってしまった、、、

こちらは小さなお子さんに触らせながら読み聞かせをすることが良いと思います。

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三つのまほうのおくりもの

ジェイムズ・リオーダン 著 エロール・ル・カイン 絵 中川千尋 翻訳

こちらは、ロシア民話で2人の兄弟の物語。別題ふたりのイワン。

絵がとても素敵な作品です。

内容は兄弟仲良く力を合わせてみたいなものかと思いきや全然違う内容でした。

主人公はおひとよしの弟のイワン、そしてずるがしこい兄(兄もイワンという名前)のやり取りがメインストーリーになります。

ネタバレになりますがイワン弟はイワン兄に3つの贈り物をすべて取られます。

ちなみにイワン弟には7人の子供がいるのですがどうも働いてる描写がなくおいおいと思ってしまい、イワン兄弟どっちもしっかりしてくれとつっこんでしまいました、、、と申し訳ないこれは余談でしたw。

もちろん最後には一応のハッピーエンドになるのですが、日本で生活している私には少し違和感を感じる着地点でした。

正直そこも含めて面白いと感じたのですが、子供に読み聞かせるときにどういう解釈で言ったらいいものか教訓的なものの説明が難しくはあると思う作品です。

こんな紹介の仕方は無いと思いますが、親御さんの力試しにどうぞw(2015年に出版された比較的新しい絵本ですが、ロシアの子供たちはこれを読んでめでたしめでたしとなったのかな?w)

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絵本の力

松居 直 柳田 邦男 河合 隼雄 著

さて、最後に親御さん向けに絵本ではなくこちらの書籍を紹介します。

こちらは、松居直さん・柳田邦男さん・河合隼雄さんの3人が2000年に小樽の文化セミナーで講演された内容を収録した本。

この書籍を読んで正直、絵本に対する考え方が変わりました。

いくつも心に刺さる言葉があり、皆さんも特に親御さんは一度読まれることをおすすめします。

この対談で言われる中に次のような言葉があります。

・絵本は子どもに読ませる本ではない、大人が子どもに話してやる本である

・子どもの気持ちが動かないものは絵本の意味はない

・役に立つためになる本は作らない

・科学の本は知識や情報を伝えるものでなく、子どもがびっくりする、子どもが驚いたり感心したりへぇ〜と新発見したりすればいい

この言葉だけでも認識が変わる方もいらっしゃるんじゃないかと、、、

まあ、内容に感心しなくても著名な方の対談は字面を追うだけでも面白く感じますからよろしければお試しあれ。

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まとめ

絵本紹介はこの辺にして、次回から国語力(漢字の読み・語彙力・読解力)を高める小学生向けの本を紹介していきます。

漢字の書きと文章力を上げるものはいずれ別記事で紹介できればと思っています。

ではまたのお越しをお待ちしております。